いい天気ですが、メールうれしかったです。
20代の原宿ブラブラ。日曜日のデートといえばお決まりのお決まりのようなものでした。お昼ごろ待ち合わせをして、午後の映画を観て、それから喫茶店などでコーヒーを飲みながら他愛のない会話をした後、街中をぶらぶらする。ショップに行ってなんとなしにその買い物に相手に付き合ってもらうという、なんてこともあったりで。そしてカラオケです。このカラオケルームは２人だけで過ごせる空間です。飲み放題付きでできるだけ安価なところに入ってゆっくりできるようにします。しかし、たった２人でカラオケをするわけですから、すぐに自分の番がやってくるので、かなりの数の歌を知っていないと選曲に時間がかかり過ぎたりするかもしれません。交際がスタートして間もない頃は歌が途切れた時の状態がなんとも気まずかったりします。相手が曲を選んでいて沈黙が続くことに妙にドギマギして、どうでもいい話しをふってみたり、意味不明なことを言ってしまったり、別に歌いたくもないのに鼻歌を歌ってしまったりします。曲を選んでいるほうも意味のない緊張感に襲われます。どんな曲が喜んでくれるのか、雰囲気がよくなるのか、そんなことばかり考えながらお酒をのみながらも、結局中途半端な曲を入れてしまって歌っている最中に途中で終了させてしまうこともあります。そんな時間が疲れてしまって相手への恋愛感情が覚めることも少なくありません。